Retro Channel
Retro Channel はテキサスを中心に活躍するギタリスト、Lance Keltnerが演奏面だけでなくツアーやレコーディング等の演奏活動全般を考慮したサウンド・イクイップメントをデザインするブランドです。
信じられない程の包容力を持ったハーモニックスと、ピッキングニュアンスへの敏感な反応、美しいトーンで知られたオールチューブ・ブティック・アンプTrainwreckをソリッドステート回路で忠実にエミュレートしたRR1ギターアンプやヴィンテージ・レコーディング機器の代名詞とも言える、Telefunken V72 (マイク/楽器用プリアンプ)、 LA2A (コンプ/リミッター)、 Pultec EQ (イコライザー) にインスパイアされ、そのチューブ・サウンドをソリッドステート回路で忠実に再現したRetro Channel 等、ミュージシャン/エンジニア サイドに立ったサウンドギアを発表してきました。
Retro Channel The Fuzz がエミュレートしている Tone Bender Professional MKII は1966年に発売した Sola Sound MK I に増幅回路を追加したゲルマニウム・ファズの傑作です。
Tone Bender は Color Sound シリーズを発売していた Sola Sound の商品名ですが、 Vox Tone Bender Professional MKII, Marshall Supa Fuzz,RotoSound Fuzz Box は同じ回路を採用しており、その中でも人気の高い Sola Sound の Tone Bender MKII のサウンドをモチーフにデザイン。
The Fuzz の開発者 Lance Keltner 氏は MKII FUZZ を携えてツアーに出ました。 その FUZZ は新品のヴィンテージパーツに交換されていてオースティンで行われたリハーサルでは最高のサウンドでした。ところが、15℃のオースティンから氷点下を下回るヨーロッパに移動した最初のサウンドチェックで、そのサウンドは全く使いものにならないひどいものとなってしまい、二度と元に戻ることはありませんでした。
Retro Channel The Fuzz は Lance Keltner のこの苦いエピソードをきっかけに開発をスタート。
1960年代、殆どのFuzzはトランジスターにゲルマニウムを使用していましたが、温度変化に弱く前述のトラブルは正に温度変化によるものでした。
Retro Channelの専売特許であるソリッドステートチップをユニークに動作させた特殊回路により、気温や経年変化による音質変化の無い、安定したゲルマニウム・ファズ・サウンドを常に再生できる正に、Retro Channel社のコンセプトを体現したプラクティカルなFuzz Pedalです。
ギター側のヴォリュームを調節することにより煌びやかでコシのあるスイートトーンからブーミーで伸びのあるゲルマニウム・ファズならではのヴィンテージ・サウンドをいつでも演出します。
付属品 : | DC9Vセンターマイナス 2.1mm |
JAN Code : | 4571220042508 |
Price : | ¥30,800(税込) |