価格 |
FC-12 MARK II:¥165,000(税込)
FC-12:¥132,000(税込) ※生産完了品
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Fractal Audio Systems “FC” シリーズは、Axe-Fx III / FM9 / FM3 のポテンシャルを最大限に引き出すべく、アーティストのあらゆる要求に応じたコントロールを可能にした専用フットコントローラーです。
Preset や Scene の切り替え、エフェクトのダイレクト ON/OFF、ルーパーコントロール等、Axe-Fx III / FM9 / FM3 の多彩な機能に完全対応しただけでなく、例えば Preset 切り替え 1 つをとっても “ナンバー指定”、 “Bank 内のナンバー指定”、 “2 つの Preset を交互に切り替え”、 “Preset の up/down” と様々な切り替え方法を用意しました。 また、全てのスイッチに TAP(短押し)と HOLD(長押し)の 2 つの機能を設定できます。
他にも、外部スイッチに本体のスイッチと同様の機能をアサインする “Stand-In Switch” 機能等、まさにステージ・レコーディングを問わずに湧き出てくるアーティストのリクエストにフレキシブルに対応します。
MARK II では、LCD ディスプレイの視認性をより高くするためにアップデートされました。
LCD ディスプレイを
表示可能な文字の高さを
※ 本体の寸法/重量は変更されていません。
Axe-Fx III / FM9 / FM3 と接続してすぐに使用できるよう、あらかじめ各スイッチに機能を設定した “レイアウト” が初期状態で 8 タイプ用意されています。各レイアウトでは LED リングが機能と状態を表し(点灯 / 半点灯 / 消灯)、ミニディスプレイでエフェクト名や Preset 名などのテキストを表示します。
また、各フットスイッチの機能は瞬時に変更できます。変更したいスイッチを押して Axe-Fx III / FM9 / FM3 側で操作することで、TAP / HOLD それぞれに機能を割り当てたりミニディスプレイのテキストを変更するなど、自由にカスタマイズが可能です。また個々のフットスイッチの機能は Preset ごとに設定できます。
加えて、エクスプレッションペダル用の 4 つのジャックと、最大 4 つの外部スイッチを接続できる 2 つのジャックが装備されてます。エクスプレッションペダルとスイッチの併用により、選択可能な Preset や Scene の追加、モディファイアをはじめとした様々な機能のコントロールを可能にしました。
■ Preset 1 ~ 4 の呼び出し ■ Bank up/down |
■ Preset 1 ~ 5 の呼び出し ■ 右上スイッチ短押しで Bank up ■ 右上スイッチ長押しで Bank down |
■ Preset 1 ~ 4 の呼び出し ■ Bank up/down ■ 外部スイッチで Tuner 切替 |
MIDI よりも速くイーサネットよりも耐久性の高い FASLINK フォーマットにより、一本の XLR ケーブルのみで FC と Axe-Fx III / FM9 /FM3 間の双方向通信を実現します。
更に、FASLINK Thru ポートを使用することで、Axe-Fx III と直接接続した FC ユニットを含め最大 4 台(FM9 / FM3 は本体を除き最大 2 台)までのデイジーチェーン接続* を可能とし、一台目の FC には電源も供給します。これにより 1 台目の FC は Preset の変更、2 台目の FC は Scene の変更、というように任意の機能を自由に追加していくことができます。
デイジーチェーン接続*・・・複数の電子機器を直列に接続する方法。2 台目以降の FC には パワーサプライ(製品仕様参照) が必要です。
2 台の FC を全く同じ設定にし、ステージ上とステージサイドどちらでも操作を可能とする、“Mirroring(ミラーリング)” を搭載しました。これは一般的な「マスタースレーブ」と同等の機能です。
筐体は保護エンドキャップ付きの紛体塗装された 16 ゲージ(約 1.3mm 厚)スチールシャーシを採用、故障の誘発原因である機械的接点を持たない SSS™ フットスイッチが耐久性と静粛性を保証します。また LED リングと LCD ディスプレイは、暗闇から直射日光の差す場所まで光量を問わず視認性に優れています。
FC のファームウェアとセッティングは Axe-Fx III / FM9 / FM3 に組み込まれるため、FC のアップデートやバックアップを別個に行う必要はありません。これにより他の Fractal Audio Systems 製品と同様、FC がこの先何年もアップデートを繰り返し、進化し続けることが約束されています。