価格:¥115,500(税込)
CAPO の誇る高品質なプリアンプサウンドと
Tim Lefebvre のあの独創的なサウンドアイデアとエフェクターを多用した音楽的アプローチに答えるべく生まれた CAPO “Tim Lefebvre Edition” 。
彼のサウンドの中核を担う CAPO のサウンドをそのままに、「LOOP PRE ルート」と「PREAMP ルート」の切り替えを搭載したスペシャルエディションです。
– 通常版と Tim Lefebvre Edition との相違点 –
通常版 |
CAPO “Tim Lefebvre Edition” |
|
---|---|---|
B-SIDE プリアンプと、 |
→ | LOOP PRE ルートを ON/OFF する |
A-SIDE プリアンプと |
→ | ペダルのルーティング |
INPUT の信号をそのまま出力する DIRECT OUT(XLR) | → | LOOP PRE ルートのサウンドのみを出力する |
TIM スイッチを ON にすることにより、 LOOP フットスイッチの ON/OFF 動作だけで「LOOP PRE ルート」と「PREAMP ルート」の 2 つのサウンドを簡単に切り替えることができる「TIM モード」にアクセスすることができます。
ペダルをクリーンな音で FOH やアンプに送るために専用のループが必要でした。
CAPO “Tim Lefebvre Edition” は、PREAMP 側に切り替えても、プリアンプの味付けのせいでパンチが失われないのが気に入っています。
ライブでは言わずもがな、レコーディングでも通常版の CAPO と同じくらい重宝しています。
– Tim Lefebvre
TIM スイッチを ON/OFF にすることで、ペダルのルーティングを切り替えます。
特に、TIM スイッチを ON にすることにより「TIM モード」が有効になり、 LOOP フットスイッチの ON/OFF 動作だけで「LOOP PRE ルート」と「PREAMP ルート」の 2 つのサウンドを簡単に切り替えることができます。
<TIM スイッチ:OFF>
通常版の CAPO と同様に、LOOP PRE の後段に PREAMP がルーティングされます。
LOOP フットスイッチは LOOP PRE のバイパス状態をコントロールし、PREAMP フットスイッチはプリアンプのバイパス状態をそれぞれコントロールします。
LOOP OUT(XLR)は、LOOP PRE を経由せず、INPUT の信号を出力する DIRECT OUT として機能します。
<TIM スイッチ:ON(TIM モード)>
LOOP フットスイッチ:ON
LOOP PRE ルートが有効(PREAMP、LOOP POST、LPF は無効)になり、PREAMP OUT(XLR)がミュートされます。
PREAMP フットスイッチの ON(赤 LED 点灯)/OFF(消灯)はバックグラウンドで切り替え可能ですが、サウンドに影響はありません。
LOOP フットスイッチ:OFF
PREAMP ルートが有効に(LOOP PRE は無効)なり、LOOP OUT(XLR)がミュートされます。
PREAMP フットスイッチは、任意で ON/OFF することができます。
PREAMP フットスイッチ:ON
PREAMP フットスイッチ:OFF
プリアンプの核となるのは、フラットなレスポンスのサウンドと、2 つのアンプライクなサウンド(パラレル → ミックス)の合計 3 種類のサウンドをミックスし、最大の周波数とダイナミック・レスポンスを維持しながら、非常に複雑で明瞭なテクスチャーを得るというものです。
ベースとなるのは、固定ゲインと十分なヘッドルームを備えたクリーンなハイインピーダンス・プリアンプです。楽器の音色を改善し、楽器の個性を変えることなく強化します。その後、BLEND ノブを使用して、2 つのサチュレーター(「J」、「F」)をクリーン・プリアンプにミックスします。「J」と「F」のミックス比は STYLE ノブで調整可能で、中央の位置 N では、「J」と「F」の間のニュートラルなバランスが得られると同時に、プリアンプのトーンを最も特徴づけるサウンドが得られます。
両方のサチュレーターにはクリッピング・ダイオードが使用されていないため、一本物のアンプに匹敵するダイナミック感が得られます。「J」と「F」は、GAIN と LEVEL コントロールを共有しており、どちらもサチュレーションする前にクリーンなヘッドルームを多く備えている点では同じですが、音の焦点が大きく異なります。
「J」サチュレーター回路:豊かなボトム、アグレッシブな高音で、ミックス内でノートのアタックを前面に押し出します。
「F」サチュレーター回路:中音域に焦点を当てた、よりヴィンテージにインスピレーションを得たサウンド。
また、3-band EQ と 2 種類のスイッチを組み合わせて、プリアンプがブレンドされたサウンドをさらにシェイピングすることができます。
BASS:±12dB @ 80Hz(シェルビング)
MID:±9dB @ 100Hz-10KHz(バンドパス / セミパラメトリック)
HIGH:±12dB @ 4KHz(シェルビング)
DEEP:ボトムエンドをブーストします。
BITE:弦のアタックを強化します(「F」にのみ有効)。
CAPO は、ペダルタイプでありながらスタジオ対応機材としても設計されているため、既存のペダルボードやシグナルチェーンと併用する場合に、より少ない労力でシステムに組み込むことができます。また、ライブおよびスタジオ・アプリケーションのルーティングの可能性と機能には細心の注意が払われまています。
– D.I. –
LOOP OUT(XLR):TIM モード OFF 時は、プリアンプステージを経由しない、楽器本来のサウンドを出力し、TIM モード ON 時は、LOOP PRE のみを経由したサウンドを出力します。CAPO と共に、位相を反転させる他のペダルを使用している場合に、LOOP OUT の「位相反転スイッチ(Φ)」を使用して PREAMP OUT 位相を再調整します。
※ TIM モード ON 時に LOOP フットスイッチが OFF の場合は、LOOP OUT(XLR)はミュートされます。
PREAMP OUT(XLR):すべてのペダルプリアンプ、EQ、ループ後のバランス信号を出力します。
※ TIM モード ON 時に LOOP フットスイッチが ON の場合は、PREAMP OUT(XLR)はミュートされます。
– Low Pass Filter (LPF) –
ハイゲインに設定した場合に発生しがちな余分な周波数をカットするように設計されたローパス(トレブルカット)フィルターです。フルレンジのサウンドシステム(PA やツイーター搭載のベースキャビネット)で有効です。また、CAPO をお気に入りのドライブやファズのキャビネット・シミュレーターとして使用することができます。
PREAMP OUT(XLR)と OUTPUT(1/4″)の両方に影響し、プリアンプのバイパス状態に関わらず、独立して ON/OFF することが可能です(TIM モード ON 時に LOOP フットスイッチが ON の場合を除く)。
– FX LOOP –
LOOP PRE:プリアンプ前段のセンドリターン・ループです。TIM モードを ON にして LOOP フットスイッチを ON にすることで、このループ内のサウンドのみを CAPO から出力することができます。
LOOP POST:プリアンプの後段のセンドリターン・ループです。プリアンプ後段に空間系、モジュレーション等のエフェクトを挿入したい場合に使用します。このループは、常に有効にすることも、「LINK A-SIDE スイッチ」を使用して PREAMP フットスイッチの ON/OFF 動作にリンクさせて ON/OFF させることもできます。
動作電圧: | 9VDC(電池使用不可) |
消費電流: | 300mA |
入出力: | 右パネル – INPUT、LOOP PRE SEND(PARALLEL OUT)、LOOP PRE RETURN 左パネル – OUTPUT、LOOP POST SEND(LINE OUT)、LOOP POST RETURN リアパネル – LOOP OUT、PREAMP OUT |
寸法: | 10.5cm × 12.5cm × 8cm |
重量: | 800g |
JAN コード: | 4571220048128 |
※ 製品の仕様は予告なく変更される場合があります。