もうギターを弾き始めてから相当の年数が経過しているが、ものすごく低くて薄い壁にぶち当たったまま超えられないでいます。
まあ、音楽の仕事をしているとはいえ、演奏するプロでは無いので機材のチェックやちょっとした音源づくりなどが出来れば良いわけで、そういう意味では楽しく弾ければ良いのだけれど。
ところが、いつまで経っても一向に好きになれないのが、いや、”成れない”ではなく”慣れない”のがチューニングという儀式。
弾いていて調子が良いときは全然問題ないんだけど、ときたま”あれ?”と思うときが突然訪れる。 それはコピーをしている時とか、YouTubeやCDに合わせて適当に弾いているときとか、ともかく突然 “チューニングが気になる”瞬間がやってきて、一度やってくるとそれはもう、何回チューニングしても、チューニングのやり方を替えても、酷いときはギターを替えても治らない。
ちゃんとコピーできない > チューニングのせいにする > チューニングする > 納得いかない > 自分の耳に自信が無くなる > ドツボにハマっていく…。 というループなんだと思うけど、こんな時にプロのギタリストみたいに、有能なアシスタントが(ローディさんですね) “はいっ” ってイン・チューンのギターを手渡ししてくれたらどんなに素敵なんだろう、って思ったことは私みたいな中途半端なギタリストなら (失礼^^;) 誰でも思うはず….。
そこで、オートチューナーです。
最近、Facebookで”Roadie3″というオートチューナーの広告を目にします。 Roadieっていうオートチューナーの名前はKick Sttarterとかで以前から耳にしていましたが、ドリルみたいな安いオートチューナーや、一時期に、かのJimmy Page様が使用していたという、ギターのヘッドに貼り付けるタイプに比べたらかなりスマートで気にはなっていたのですが、今回はバージョン3ということで、”そうかぁ ローディさん になったのね” って馬鹿なことを考えながら早速購入してみました。
オートチューナーっていうと、なんとなく”初心者向け”ってイメージがあって、結構、小馬鹿にされてきた、というより、私自身もまったく信じていなかっったのですが、前述した”チューニング合わない無限ループ”に陥ったいきさつから入手した結果、これはもう目からウロコで、ローディさんというモデル名に偽りなし!! というのが正直な感想です。
使い方はいたってシンプルですが、最初に電源をオンにすると”Tuner”と表示され、右ボタン(円盤の右端)をクリックすると”Add Instruments”というチューナーらしからぬ英文が表示されるので面食らうかもしれません。 Roadie3は、ストラトはレギュラーチューニングだけど、テレキャスターはオープンGという感じで、ギターによって違うチューニングを登録するのが基本的な考え方なので、初期設定ではギター(ギター以外でも)を登録する必要があり、“Add Instruments”は登録のスタートページですので迷わず右ボタンをクリックします。
最初に電源をオンにした時の表示です。 右ボタン (円の右端)をクリックします。
“Add Instruments”が表示されます。迷わず右ボタンです。
“Acoustic Guitar”と表示されます。ここでは下のボタンを1回押して”Electric Guitar”を選びましょう。
“Electric Guitar”が表示されたら右ボタンです。
弦の数を選択します。私の場合は普通の6弦なのでこのまま右ボタンです。
楽器の名前を登録する画面です。ギターの愛称やチューニング名、曲名を登録しても良いのですが、面倒なのでAのまま右ボタンを長押します。
A という Electric Guitarが登録されました。
右ボタンを押すとチューニングする画面に移動します。 あとはペグを回す部分をペグに差し込むだけです。
実際の動作動画です。 チューニングって人によってアタックで合わせる、リリース (弦振動が落ち着いた状態)で合わせる2タイプに別れますが私は後者です。 いつも使っているクリップ式チューナーと合わせるとRoadie3も後者だと思います。 もちろん弦を張り替えた直後や、トレモロ付きギターだと数回チューニングする必要はありますが、チューニングが合わないストレスからは解消されます。
CSN&Yが好きなのでオープンチューニングには良く挑戦していましたが、久しぶりにアコギを引っ張り出しても、どんなチューニングか思い出せないのが悲しい事実です。 その都度ネットで調べなくてもRoadie3が記憶してくれます。
Charangoという民族楽器があります。流石にデフォルトの楽器リストには無いのですが、10弦のこの楽器もアプリで”その他”の楽器として登録できるのです。
ギターの各弦をCent単位で微調整できるので、Buzz Feitenチューニングにも対応します。
いままで、当たり前の様に行ってきた”チューニング”ですが、結構な時間をロスしてきたのも事実です。 ギターを始めた頃は音叉やNHKの時報 (古い!!)でチューニングをしていた世代なのでチューニングを機械任せにすることには若干の抵抗があったのですが、実際に使ってみるとあまりの便利さに些細な抵抗はどこかに吹き飛んでしまいました。 だって、なんにも考えずにギターを弾くという楽しい時間に没頭できるのですから。
あと、YouTubeやネット・スクールでギターやウクレレを初めた人は、Roadie3を使うことで先生やYouTubeの中の人と同じスタートラインに立てる(チューニングが合っているという)は、結局のところ上達する早道になるのでは無いでしょうか。
ジャンルを問わずお薦めの製品です。
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