ロックやメタルの多くの楽曲に活力を吹き込んでくれるのが「ドロップ B チューニング(BF♯BEG♯C♯)」です。Pentagram の Victor Griffin は、よりヘヴィーでダークなサウンドを模索したいと思っているギタリストにとってドロップ B チューニングは極めて魅力的なチューニングであると語っています。ドロップ B チューニングに合わせるには、1 弦~ 5 弦の音程を 1 音半下げて、6 弦の音程を 2 音半下げます。つまり、6 弦を E → B、5 弦を A → F♯、4 弦を D → B、3 弦を G → E、2 弦を B → G♯、1 弦を E → C♯ にします。
数多くの有名なバンドがドロップ B チューニングを使っていますが、このチューニングを本当に有名にしたのは Slipknot でしょう。Slipknot は、デビューアルバムでドロップ B チューニングを積極的に活用しています。