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古川卓氏ペダルボードその2 Source Audio Lunar Phaserについて

Source Audio Lunar Phaser 投入

さて、前回お伝えした通り、Uni-Vibeクローンとして投入されたSource Audio Lunar Phaserですが、卓氏に推薦する前に、Source Audio社のデザイナー Jesse Remignanti氏に、”Uni-Vibeに近い揺らし系って何がお薦め?” とお伺いを立てたところ、”Lunar Phaser”のVibeセッティングが一番近いけど、C4 (シンセエフェクト)のノッチフィルター使うのも面白いかも、というユニークな提案がありました。 その後、Jesse自信も色々と試した結果、“ちょっとキャラクターが違った” ということでこのアイデアは取り下げられたのですが、” Uni-Vibe “という響きにはミュージシャンだけでなくエンジニアも夢中にさせてしまう響きが潜んでるようです。

Source Audio Oneシリーズのプリセット

町田 Classicの当日リハに備えて、ある程度プリセットを作っておこうと思いました。 

そう、Source Audio Oneシリーズは見た目にはシンプルなペダルエフェクトですが、トグルスイッチで3種類のプリセットが可能です。

ところが、初期設定ではトグルスイッチで切り替わる3種類は、基本的なエフェクト・タイプを切り替えるだけで、ノブの設定は記憶されていません。 

 

つまり、写真の様にオン・オフLEDが緑の時 (初期設定) では、トグルスイッチでエフェクターのタイプが切り替わり、ノブはいまある位置の設定というシンプルなものです。

 

で、こちらは赤いLEDでの3ポジション。

赤いLEDの状態をSource AudioではPreset Modeと言っています。この状態での3ポジションはノブの設定もメモリーします。

ですので、例えばスピードの位置がマックスでも、呼び出したプリセットのスピードが超遅い場合には、ノブの設定とサウンドがかけ離れた状態になります。


ノブを動かすと、その瞬間にノブの位置の設定に変化します。


また、赤LED状態 (Preset Mode)では、ノブを回すとLEDが点滅を始めます。 これはセーブしてあるプリセットの内容が変わったという合図です。 フットスイッチを長押しすると、赤いLEDが早く点滅して、いまの状態のノブ位置をセーブします。


で、この赤いLEDの状態にするのはどうするかというと、

LEDが消えた状態でスイッチを押してそのまま押し続けます。

所謂”長押し”を5-6秒です。  体感的にはかなり長いです。


そこでNeuro Appの登場です。

初期設定の5秒は、おそらく、間違えて押さないためにメーカーが気を使ってくれた設定だと思いますが、実際に2つのモードを行き来するには長すぎます。

この切替速度の設定、前述した緑LEDの時にも切り替わるEQ設定、その他、外部からのコントロールによるパラメーターへのアクセスはSource Audioのお家芸であるNeuro Appで設定できます。  (逆に言うと、Neuro Appが無いと出来ません^^;)
プリセットモード(LED赤)への切替速度は、Hardware Optionの”Quick Change to Preset Modeへのチェックで変更できます。

その他、Neuroアプリを使用すると、Source Audio社のクラウドでシェアされているプリセットを利用できたり、クラウドに保存ができたりするのですが、説明すると長くなるので動画をアップしました。 興味がある方は是非チェックしてください。

そして、リハーサル

2回目の緊急事態宣言が解除されてから最初の土曜日、晴天で作のシーズンともあって大渋滞の道路をくぐり抜け、若干押し気味ではありますが、オンタイムで町田Classicsに到着。

新しいボードとLuna Phaserの簡単な説明をしてから、いつもどおりのサウンドチェックからのリハーサルが始まりました。
さすが、百戦錬磨の韻シスト、ライブが少ない状況に於いてもこの流れは超スムーズです。

 

 

 

ついに本番

対バンのサウンドチェックとリハーサルがあったので、この後にLuna Phaserの音づくりを煮詰めることは出来ませんでしたが、

本番では見事に使いこなしていました。

(ブログサイトにアップロード出来る動画の容量を超えたので、こちらはYouTubeへのリンクになります^^;)

 

アーティストが奏でる素晴らしいサウンドと笑顔を持って、今回のシステム製作は終了です。   お疲れさまでした!!