スピーカーは、電気信号を最終的に音(振動)に変換する重要な役割を担っており、ギターサウンドを決定する「最後の砦」と言っても過言ではありません。理想のトーンを追求するミュージシャンにとって、スピーカーは切っても切れない存在です。
自動車を例にすると、どれだけ性能の良いエンジンを搭載していたとしても、タイヤが摩耗していたり変形していたりすると、本来の走りを発揮することが出来ません。それはギターサウンドにも同様に言えることで、どれだけ好みのアンプ、エフェクターを揃えたとしても、スピーカーが物足りなれば自分の理想とするトーンを得ることができません。
ToneSpeak は、ギタリストが最高のギターサウンドを奏でるために、何十年にもわたるテスト、現場での経験、プロミュージシャンとのコミュニケーションを製品開発に余すことなく注ぎ込んでいます。
ミュージシャンは自分の楽器を愛しています。ギタリストの楽器談義は、ギターのヘッドシェイプ、フレットや指板、ボディカーブやインレイの美しさから始まり、最後にはギターにつながるアンプと、音の最終出口である「スピーカー」に行き着きます。
スピーカーは、ギターに真の声、つまりトーンを与えるものです。ギターほどスピーカーに依存している楽器は他になく、理想のトーンを追求するミュージシャンにとって、スピーカーは切っても切れない存在です。
ToneSpeak は、ギターのトーンを完璧に再生するスピーカーを求めるミュージシャンからインスピレーションを得てきました。
オーディオ用のスピーカーがオーディオソースを出来るだけ忠実に再生する事を目的としてデザインされるのに対し、ギター用スピーカーは、ギター、エフェクター、アンプで創造されてきた信号を、最も心地よく耳に届けるためにデザインされた “楽器の一部” に他なりません。
優れたギター・スピーカーの鍵は、「インパルス応答」と呼ばれる極短いパルス音に対する挙動と「周波数特性」です。技術的には、入力信号の変形に係るこれらのパラメーターは、ギターにユニークなトーンを与えます。これらは、4 つの異なるマイクで測定され、精度を確保するためにそれぞれ 3 つの異なる位置でテストされています。
ToneSpeak の製造拠点である MISCO 社のトランスデューサー・エンジニアは、マグネットやコーンはもとより、コーンを固定する独自の接着剤に至るまで、最高のトーンを得るためにコンポーネントの微調整を行いました。エンジニア達は、常にホットなギタリストたちからの貴重なフィードバックを得ています。
各モデルは、20 世紀のアメリカとイギリスの偉大な音楽の発祥地にちなんで名付けられており、ミュージシャンのためにミュージシャンによって設計・サポートされています。
MISCO の楽器用ドライバー製造経験と現場のミュージシャンの声が、最高の演奏を保証します。
Suhr 1×12 Cabinet に ToneSpeak 製のスピーカーをマウントした
キャビネットは、クローズドバックタイプの「S-GL/GrTLX」、オープンバックタイプの「Bella」からお選びいただけます。